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ドミナ(女王様)のリレーコラム第2弾

SMに関してあなたが感銘した本、音楽、映画、アートなどはありますか?

女王様のリレーコラム

リレーコラム第2弾です。 SMの世界に興味を抱くきっかけに本、映画、ファッション、アートをあげる方は、男女ともにとても多いですね。 SMの世界に足を踏み入れることが、生き方や姿勢にまで影響を与えることもあるので、間接的に人生を変えるきっかけにもなりえるそれら。ドミナらが感銘したものは何でしょう?


ゆりな(女王様) - Yurina

ドミナ ゆりな(女王様)のリレーコラム2

ザ・SMなものは見ないようにしていたのですが、何度も繰り返し観る作品は…江戸川乱歩の芋虫、映画のエスター、画家の石松チ明さんの作品。これらがとても好きです。

芋虫は純愛物語…と感じており何度読んでも泣けます。とても綺麗なお話。 主人公である時子の夫は戦争で手足を失い、耳も聞こえず口もきけず、残るのは視覚のみ。

酷い見た目になった夫の元へは人も訪ねて来ず…。 状況がもう素敵。戦争で達磨状態になった旦那さんと2人きりでの生活なんて、それはそれは辛い状況でしょうに。。

2人にしか作れない関係性って感じがキュンキュンきます。 エスターはもうエスターが可愛い。可愛いです、最高。映画の色味も音もファッションも全部好き。エスターが人に危害を加えている時のあの表情。冷たい目でしっかりと…苦しんでる人を見る姿。可愛い。

石松チ明さんはSMというか"キュンとくる可愛い絵"という印象だったのですが、ご本人がマゾヒズムとサディズムを描いていると仰っているので、惹かれるものってそういう要素があるのかなと思いました。

誰が見ても分かりやすい『SMです!』って感じも良いですが、どこかに潜む加虐心や支配欲、2人の間で保たれる絶妙で奇妙なバランス。互いに"シアワセ"ならそれでいいのです。たとえそこに"幸せ"なんて存在しなくても。

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クロエ(女王様) - Chloe

ドミナ クロエ(女王様)のリレーコラム2

これと言って実はSMに触れたことのないわたくし。しかしあれはSM要素だったのでは、というものは多々あり、この身に蓄積しています。

作品本来のテーマを度外視して唯一挙げるとすれば、映画『ファイトクラブ』。

冒頭で、「人は愛する相手を傷つけ、傷つける相手を愛する。」という台詞がある。 名もなき主人公と、もう1人の主人公、タイラー・ダーデン。

英語の台詞そのものを聴き取ると、伏線がこれでもかと散りばめられている。

資本主義にどっぷり浸かり、麻痺した主人公の感覚を壊し、再生するため、カリスマ性溢れるタイラーは、主人公を取り込み、徐々に全てを失うよう、嗾ける。 その手法、まずは、痛みから。

「傷跡ひとつないまま、死にたかないね。」

そう言いながら、半ば冗談混じりに、肉体への強烈なアプローチが始まる。 その荒療治は、さながらセッションである。

映画を最後まで観たことのある方になら、伝わるかも分からないが、わたくしもわたくし自身に、ドミナになるためのセッションをしているのかもしれない、と思う。

SMも、解放を味わうための緊縛、癒しを味わうための、痛み。なのだろうか? 痛みを痛みで取り去る、禊なのか。 もっとも、稚拙な啓蒙なんてものは、タイラーは認めないのだが。

苦しみで人は悟れないかもしれない。 しかし、きっと役目や理由があるから、この世に痛みは存在するのです。

それぞれの次元で、不必要なものなどない。 けれど、本当に必要なものは、何か?

それを知るためにSMを通るのも、悪くない。 SMの観点でみる、『ファイトクラブ』。いかがでしょう。

Where is YOUR mind??

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つかさ(女王様) - Tsukasa

ドミナ つかさ(女王様)のリレーコラム2

SMに関しての感銘……とは少し違うかもしれませんが、自身の加虐性に気づいたきっかけは確実に「ヤクザ映画」ですね。往年の名作「セーラー服と機関銃」をはじめとし、最近では「すばらしき世界」「ヤクザと家族」「孤浪の血」はどれも良い作品でした。

仁義の世界に生きる精神も肉体も屈強な男たちが暴力によって傷ついたり、譲れない核のようなもの奪って壊そうとする攻防や、大切なものを天秤にかけた駆け引きが行われる卑劣で痛々しい拷問シーン……。どれも思い出すだけで胸が高鳴り口角が上がってしまいます。

守らなきゃいけないものがすでに壊されてしまったことを知ってしまった時に、保たれていた一本の糸がぷつん、と切れたように絶望した表情も大好きです。あぁ……強くて怖くてかっこいいのになんて可哀想で弱くて素敵なんだろう。

なにかひとつでも覚悟を持っている人間と対峙するのは、立ち向かうこちらも張り合いがあるというもの。そういう鋭い目線をねじ伏せることで私はきっと恍惚感に浸ってしまうのです。

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リリカ(女王様) - Ririka

ドミナ リリカ(女王様)のリレーコラム2

一番に思いついたのは、谷崎潤一郎の「刺青」です。

小さい頃から性的な欲望や肉体に関する小説は好きで読んでいました。その中でも、谷崎が与えてくれた性へのアプローチ方法は私に大きな影響を与えてくれました。

「刺青」に描かれている、真のマゾヒストとも言える彫り師の手によっていたいけな少女がサディストに、そして女になっていく様は、なんだかこれからSM人生がスタートする今の私と重なるような気がして、ときめいてしまいます。

生涯一貫して女性を神として崇拝し、マゾヒズムな欲求を表現してくれた谷崎の本は、自身の根っこにある変態性を気がつかせてくれたし、育ててくれました。

私が人生で初めて出会ったマゾ先生ですね。笑

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琴子(女王様) - Kotoko

ドミナ 京子(女王様)のリレーコラム2

高橋洋子が歌う『魂のルフラン』。

感銘した作品というテーマからはややズレますが、プレイ中にマゾを見ているとたまに「私に還りなさい」みたいな気分になります。

「私の元に帰ってきなさい」ではなく、文字通り「私に還りなさい」です。

私に還りなさい。記憶を辿り、一度全部リセットしてまっさらな状態に戻りなさい。そして、また新しく生まれ直しなさい。それがあなたにとっての幸せなんだから。

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京子(女王様) - Kyoko

ドミナ 京子(女王様)のリレーコラム2

感銘…といいますか、性癖を自覚する切っ掛けになったのは、ルパン三世の映画ですね。

不二子ちゃんや次元大介がピンチになっている場面を見て興奮した記憶があります。 私には昔から、強くて格好いい人間を自分の前では弱くさせたい、という欲求がありました。強がって嫌がっている姿に興奮するんです。素直なのも勿論大好物ですが、昔の私はとにかく無理矢理というシチュエーションに興奮しました。

でも他人を無理矢理従わせたいという欲求は危険だと、幼いながらに悩み、封印していました。真面目なお嬢さんでしたから。

押し殺して隠して隠して生きてきましたけど、何故か悉くMの方々には見つかってしまいます。なんだかいつも気がつけばMが寄ってきている。すごい嗅覚ですよね。私を見つけてくれたMの方々のお陰で、今は現実世界で、双方の同意のもとにSMができるようになりました。有難いことです。

そんなわけで、ルパン三世の登場人物は、昔の私の妄想の中の調教相手なのです。 強くて格好よくてセクシーな彼らの、どうしようもない情けない顔を見てみたい。尊厳を奪うような行為がしたい。 ハードボイルドな世界観に基づいて、監禁やら脅しやら、金属での拘束も行いたいですね。 ロマンがあります。

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澪(女王様) - Mio

ドミナ 澪(女王様)のリレーコラム2

ちょっとエロくて胸糞な漫画とか好きで読んでたりしてたんだけどやっぱり小さな女の子におっきな男性がボコボコにされちゃったり屈服させられたりするのに興奮しちゃうなぁって気づいたの。

少しマニアックなんだけど知るかバカうどんさんのボコボコりんとか好きだなぁ この漫画は生意気な女の子が仕返しされちゃうストーリーなんだけどそれを見て「されたい」より「したい」になったの。気になった方は読んでみてね。

まぁまぁグロテスクっていうか胸糞系なんだけど。 アニメや漫画、ゲームとかの2次元コンテンツ大好きだから澪が好きそうなのあったら教えてほしいな。

ドミナ 澪(女王様)のリレーコラム2

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永遠(女王様) - Towa

ドミナ 永遠(女王様)のリレーコラム2

SMとは無関係そうな作品から、要素を見出しています。 SMそのものがテーマだったりそういうシーンがあったりする、特に一般的な映像作品だと、どうしても女性がM側になってしまっているものが多いように見受けられて嫌なのです。

そんなわけで私が何かを感じ取った作品たち。 例えば映画「羊たちの沈黙」や「ハンニバル」などのレクター博士シリーズ、ヴィクトル・ユーゴーの小説「レ・ミゼラブル」、新撰組関係の各種作品、19世紀末までの世界史の参考書、漫画「キングダム」、ビヨンセ「Run the World」のPV…

さて、私はこれらの一体どこに、どんな要素を見出し、心に響いたのでしょう? 全部当てたらご褒美…かも。

ドミナ 永遠(女王様)のリレーコラム2

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雲雀(女王様) - Hibari

雲雀(女王様)のリレーコラム2

本は漫画ですが『イノサン』から。 映画は『殺し屋1』です。

イノサンは、フランス革命に生きた闇の立役者シャルルや、その一族(処刑人一族)のお話を描きながら、【処刑】【拷問】【解剖】の表現が美しく描かれてて見入ってしまいます。^^

きっと漫画の中ではイノサンが、私の中の『拷問欲』や『人体実験欲』を掻き立ててくれたんだと思います。 (↑最悪ってセリフいくつか出てくるたび癖)

次に映画『殺し屋1』は歪んだSとMのお話ですよねザックリいくと。 イチの泣きながら相手をフルボッコにする描写は、初めて見た時受け入れられなかったはずでしたが癖になります。映画も浅野忠信が頭抱えるほどカッコイイんじゃ……。

ああいうマゾは苦手だけど。 特に興奮したのはグツグツの油で人体アヒージョしたり、アナルに拳銃突っ込まれて撃たれるシーンでした!

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ミア(女王様) - Mia

ミア(女王様)のリレーコラム2

感銘を受けたものといえば、ファッション誌です。 Gothic&Lolitaやコルセットを初めて知った時は美しさに心打たれました。 それから服飾系の学校に進学して段々と興味がFetishの方に移っていき、今はレース・エナメル・レザー・ラバーなどに興味が出てきました。

Fetish fashionを通して、SMの交友関係が広がり、奥深さや魅力、楽しさを知って今に至ります。 私のアイデンティティはファッションとSM脳とイタズラ心の3つで構成されていると思います。 融合された感性をこれからも大切にしつつ、活かして楽しみたいと思っています。

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ルイ子(女王様) - Ruiko

ルイ子(女王様)のリレーコラム2

SMに関して感銘を受けた作品。小説などもありますが、定番のものになってしまうので、私が幼少の頃に感銘を受けたドラマの話をしたいと思います。

私が7歳の頃、「家なき子」というドラマが放送されていました。流行っていたドラマなので皆さんご存知ではないでしょうか? 榎本加奈子演じる、木崎絵里花の定番台詞に「絵里花がたとえてあげる」というシリーズがありました。 「絵里花が優雅な白鳥なら、あなたはゴミ箱を漁るカラス」 「絵里花が輝くダイヤモンドなら、あなたは道端で蹴られるただの小石」 当時お友達を誘って「家なき子」ごっこをしていました。

何がオリジナルなのかもう忘れてしまいましたが、私に残っている台詞は「私が空飛ぶ蝶々なら、あなたは地を這い蹲る蛙よ。」その台詞の応酬をしている時になんだか、おしっこをしたい感じがしていました。快楽が伴っていました。でも、それが何かは知りませんでした。

それがSMと呼ばれるものだと知るのはずっと先の話です。 その感覚が欲しくて、あの時に毎晩寝る前に毎日考えた日々が、私は今も続いています。

ドミナルイ子(女王様)のプロフィールアイコン RUIKO Profile


蘆花(女王様) - Roca

蘆花(女王様)のリレーコラム2

こんにちは蘆花(ROCA)です。お題は『SMに関してあなたが感銘した本、音楽、映画、アートなどはありますか?』です。 少しずれてしまうかもしれませんがそこから特別感銘を受けるというより、実体験からの感銘が1番大きいです。

「SMに関して感銘」だけにフィーチャリングすると、私は若い頃にまだSMの世界を知らず、自然と行っていたことが後にSMだったことに気づいたのですが、その後興味を持ちプライベートで接してきた方やSMをもっと知りたいと更なる興味を抱きラシオラでの日々会員様と接する中で実体験や見聞きすることが1番のSMに感銘を受けることになります。

好きなのはペエール・モリニエ。彼からは『何にだってなれる。』そんな無限性を感じます。SMに決まり事や枠に囚われたくない私はとても興味のそそる方です。 サルバドール・ダリ。昔、絵画を観た時に作品が出来るまでの彼の脳や思考回路、人物、バックグラウンドに深く興味を持ち夢中になって調べた事があり、知れば知るほど興味をそそりました。

いずれにしても常識や形式に囚われないものが好きです。 最後にアレン・ジョーンズの人間家具は面白くて好きです。 奇行なるものが好きみたいです。そんな作品がありましたら是非教えてくださいね。

ドミナ蘆花(女王様)のプロフィールアイコン ROCA Profile


櫻子(女王様) - Sakurako

櫻子(女王様)のリレーコラム2

リレーコラムをご覧の皆さま、御機嫌よう♡ どスケベ最年少の櫻子です。【SMに関してあなたが感銘した本、音楽、映画、アートなどはありますか?】感銘、というと少し違うかもしれないけど、私と絵画の話をひとつ。

私にとってのそれを目にしたのは小学校6年生の時。祖父と祖母と旅行で行ったフィレンチェ、ウフィツィ美術館にありました。 サンドロ・ボッティチェリの "パラスとケンタウロス" 美術に疎い方でも、一度くらいは写真で目にしたことがあるんじゃないかしら、というぐらい有名なあの絵。

斧付き大槍を手にした女神パラスが、 暴力や肉欲の象徴であるケンタウロスの髪を掴んでいる図。愚かな獣性を理性で戒める、というもの。 …なのですが、 イタリア語どころか英語の解説もちんぷんかんぷん。そのときの感想は、なんかエロい女の人が男の人(?)の髪の毛掴んでる!なんかいい!エロい!でした。笑 エッチなもの大好き!な男子中学生のような当時の私、祖母に頼んでポストカードを購入したほど。でも、その絵だけピンポイントで買うのはなんだか恥ずかしくてカモフラージュにエロくない絵画のポストカードも一緒にお願いしたの。笑

二度目に目にしたのは去年の夏。小学生の時のことなんてすっかり忘れていたけど、目にした瞬間にブワっと思い出しました。 小学生の頃の私は、まさか数年後に自分が絵と同じような事をしているとは思ってもなかったはず。 こうして今の私の状況で改めて見てみると 真顔に見えた女神パラスの表情はどこか嬉々としているような気もするし、 髪を掴まれているケンタウロスは嫌がりながらも逆らえない、見覚えのある表情をしている気がしました。笑

幼い頃に直感で良い!と思ったものが、 こんなにも具体的に大人の私に現れているなんて、なんと面白いことでしょうか。 見る時の状況や感情で感想が変化するので、 次に私があの絵を目にする時は何を思うのかしら。今からとても楽しみです。

ドミナ櫻子(女王様)のプロフィールアイコン SAKURAKO Profile


真珠(女王様) - Shinju

ドミナ真珠(女王様)のリレーコラム2

皆さまご機嫌よう、真珠です。 リレーコラム第2弾は、SMに関して感銘を受けたものは、ありますか?と言う、お題で御座いますが。 私自身、SMと言う認識から、この世界に身を置いたわけではなく、私自身の中に存在する感性、潜在意識の中にある事により、必然的に此処、シオラに存在する事になりましたので。どちらかと言うと、現実の出来事、ヨーロッパの宮殿や、お城、博物館の拷問器具や、実際の牢獄等、実体験や、様々な方々との関わりから、インスピレーションが湧き上がり、感性も磨かれたと認識し、私の内なる物も磨かれて行ったように感じます。

ですから、作品として、感銘を受けた物と言いますと、特には無いように思います。 感銘と言う訳ではなく、精神的な部分で印象に残っている作品としては、「羊達の沈黙」「ハンニバル」の、ハンニバル・レクター博士。驚異的な天才にして優秀な精神科医、芸術にも、美にも精通する食人鬼である怪物的存在。 彼自身の存在が知的かつ魅力的で、その圧倒的な存在感と、何においても動じない精神力と肉体的強さは、私も得たいところです。

人間の精神に通暁し、話術に長け、本気になれば、言葉だけで人を死に至らしめる事が、暇つぶし程度に簡単に出来てしまう。独房に幽閉されつつも、想像力を増大させ、脳内の強大な悪の王国を築き、現実世界の犯罪や悪事を壁の中に居ながらに操れる。精神を遠隔に操れるなんて、とても印象深くもあり、興味深くもありました。 精神的支配は、わたくしの好きな事でも御座いますから、人を精神と、言葉で操れる事にぞくりと高揚したものです。わたくしは、Mを言葉で操り死に至らしめたい訳では御座いませんから、怖がらずに。笑 )精神的なSMも好きですから、精神を操りたいとは思いますわ。そう、アナタの精神をね♪真珠。

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鳴海(女王様) - Narumi

ドミナ鳴海(女王様)のリレーコラム2

SMに関して感銘を受けたもの。これは、正直に申し上げるとありません。 質問からずれてしまって恐縮ですが、感銘を受けたものという括りで回答させて頂きますね。

私は作られた作品ではなく、自分に実体験で得たことや、出会った人達との交流の中で感じたことから感銘や影響を受けてきました。 ラシオラでドミナとして過ごす中で、リエさん、ドミナの皆さん、何より会員様方と過ごす毎日の中でSMのインスピレーションを頂いています。 作品ではありませんが私が一番衝撃を受けたのは、まだドミナになる前にラシオラのHPを見た時です。 まだSMというものについて無知だった私にとって、BDSMとは何か。セッションとは何か。ドミナとはどんな存在で、どんな方々が実際にいらっしゃるのか。 サイトの隅々からブログやフォトアルバムも夢中で見て回り、こんな世界があったのね……! と、打ち震えたあの日のことを思い返しました。

これからも皆様と過ごす時間の中から珠玉を集めてゆきたいです。 そして私の発する言葉や行動によって、皆様へ何らかの良いものをお届け出来ましたら幸いです。 共に感銘を受け合える、そんな素敵な関係を築いてゆけましたら素敵ですね。 鳴海

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じゅん(女王様) - Jun

ドミナじゅん(女王様)のリレーコラム2

こんにちは。 素敵なM紳士の皆様、いかがお過ごしでしょうか。

わたしはロマンポルノ映画が大好きです。 きっかけはもう思い出せないのですが、 芸術だからとかこつけて、えっちなビデオを 一生懸命観ていた記憶があります。 その中でも特に印象に残っている作品は、 神城辰巳の『女地獄、森は濡れた』です。 時は大正、殺人の疑いをかけられ逃げる少女に、ある洋館の女主人が声を掛けます。 一緒に住むことになりますが、そこはサド侯爵と女主人が、セックスと暴力で人を支配し 飼育する快楽の園だった…というあらすじです。

特に印象深いシーンでは、洋館に泊まりに来る客に少女を差し向け、襲いかかったところで侯爵と女主人が現れます。 拳銃を頭に突きつけながら「もっと腰を振れ!」と脅し、少女に跨る客の尻に鞭を浴びせる… 最後は上から、侯爵、客、少女の順に連結し、 サンドイッチのようになりながら果てるのですが、客が快楽に溺れ果てると分かると同時に 撃ち殺してしまいます。

客の血で染まった絨毯やソファの上で、 少女と侯爵と女主人が余韻に浸るシーンでは、 どうしても、野原に寝転び空を見上げる少年達の ような爽やかさを感じずにはいられませんでした。 わたしはこの爽やかさに、純粋な欲望を感じてしまいます。 自分の快楽のためならどんな犠牲も厭わない、 犯した過ちすら、その欲望を叶えるためならば 罪に問われないと思っている純粋な歪み。 SMの本質とはややずれてしまうかもしれませんが、目標は、その純粋な欲望に身を委ねて、 もうここがどこだかわからなくなってしまえたら 素敵だなあと思います。

ぜひわたしとそんな時間を過ごして下さいね。

ドミナじゅん(女王様)のプロフィールアイコン JUN Profile


トーカ(女王様) - Tohka

ドミナトーカ(女王様)のリレーコラム2

「SMに関してあなたが感銘した本、音楽、映画、アートなどはありますか?」です!

前回一番最後だったので今回はトップバッターです。 SMに関してって言われちゃったらこれは特定するのが難しいですね!強めな美人が出てくる作品は大体好きです! 只、入店して一年くらいの時に出動する前に必ず見てた歌詞カードがあります。 ダンサー・イン・ザ・ダークと言う作品の「I've seen it all 」という曲の歌詞です。 この曲を聴いてると、「もう全部みた、吐いて捨てるような現実なんてもう私には残っちゃいないのよ。」そんな気持ちになるんですよ。そんな精神状態で最初の内はプレイしてたので心持ち、無敵でしたね…。

SM初心者の頃はこの曲がエンドレスリピートだったので、感銘を受けている作品としては外せないです。 夢は夢。いつか醒めるけど、でも、それまでは。 この作品からは、そんなエネルギーを貰っておりました。SMとは少し違うけど、心に刻まれてるので自分のルーツに確実に刻みこまれている作品です。

ドミナトーカ(女王様)のプロフィールアイコン TOHKA Profile


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