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ドミナ(女王様)のリレーコラム第7弾

Location「いつの時代、どこへ行って、どんなSMをしたいですか?」

女王様のリレーコラム7

2021年の幕開けなのに、新型コロナウイルスの影響で晴れやかな気分になれない会員様もいらっしゃいますね。こんな時は妄想の世界で遊びましょう。

紳士淑女の皆様、ご準備は整いましたか? ドミナ達がタイムマシーンであなたをご案内します。リレーコラム7「過去、未来、時代を自由に行き来できるとしたら、いつの時代、どこへ行って、どんなSMをしたいですか?


プロデューサー朝霧リエより、リレー7のテーマについて。

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「どうして今回のテーマになったんだろう?」「誰が考えたの?」とドミナとの雑談の中、「私」とこたえた私。ドミナらがかたまりました。 それはそうですよね、このコロナ禍の中、時間を超えて好きなところへ…なんて、嫌味ですから!笑何故このテーマにしたかを話してたら、「リエさんも書いてよ!」ということに。

私は行きたい時に行きたいところに飛んで生きてきた方だと思う。興味の対象があれば行ってきた。旅行が趣味とは違うのね。 ヨーロッパ、ラップランド、南米、北アフリカ、その横の小さな島…ETC...後悔することなく突撃してきたのですが、ふと、二度と叶うことのない行きたかった場所があったことに気付いた数年前。

私が行きたいのは1980年~90年初期のN.Y.。ヨーロッパに興味があったので、アメリカに目が向いてなかったんですね。 時は過ぎ、Night lifeやFetishの流れを追ってる時、1980年のN.Y.の面白さに気が付いた。きっと危なかった頃ですよね?暴力、薬物、ハーレム、ダーティなイメージ。実際に少し知る人が行方不明になったと聞いたこともある。 でも、80年代のN.Y.のFetishやSMの話を聞く限りは、絶対に面白かったはず。私の嗜好とは違った世界観やプレイが主流だった印象ですが、それでも妖しく不健康、簡単に立ち入ってはいけない壁の高さが、好奇心を刺激した。

追い打ちをかけるように、2,3年前、雑誌Brutusのバックナンバーで昔のN.Y.特集を見つけた。 同じ頃かな?(正確には忘れた)初N.Y.に行ってみたけど刺激はなかった。街並み、空気、人の流れ、全てが東京にいるのと変わりのない便利な居心地の良さで、好奇心は刺激されなかった。

雑誌BrutusのバックナンバーでみたN.Y.が戻ることはないんだろうね。昔のアムステルダムが戻ってこないのと同じように。スリナム(オランダ領だった)のダークスキンの黒人達がレッドライトにたくさんいた頃のアムステルダム。 Covid-19の影響で経済が悪くなり、N.Y.の治安がどんどん悪くなってると、N.Y.に住む友人が言ってた。過去に戻るのか?歴史は繰り返すのか?

仕舞ってあったBrutusが出てきた時、「みんなはいつ、どこのSMやFETISHシーンに興味があるんだろう?」と思ったのが、今回のテーマの始まりでした。会員の皆様、お楽しみいただけましたか?あなたならいつの時代に行きますか?

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琴子 - KOTOKO

18世紀にタイムスリップし、ロシア帝国の大地主、ダリヤ・サルトゥイコヴァ伯爵夫人と入れ替わりたいです。

26歳の若さで未亡人となり広大な土地を相続したダリヤは、自身の治める領地内で誰にも知られることなく農奴たちへの拷問と虐殺を行っていました。ですが私は虐殺には興味がないので、彼女と入れ替わったら拷問のみ思いっきり楽しみたいです。

また、ダリヤと違い私のターゲットは若くて美しい女性に限りません。老若男女問わず目についた者の居所に私が直々に赴き、気の向くままに責めます。特に気に入った者はそのまま屋敷に連れ去って監禁し、玩具兼愛玩動物として飼育したいです。

史実ではダリヤは1762年に逮捕されてしまいますが、私は捕まるのは御免なので犠牲者の親族の嘆願書がエカチェリーナ2世に届いたタイミングで再び彼女に入れ替わってもらおうと思います。


菜々子 - NANAKO

19世紀前半のフランスです。 John Galliano Fall Winter 2007-2008のコレクションを子供の頃にテレビで見ました。 19世紀前半のパリ、娼婦からインスピレーションを得た彼は、退廃的でゴージャス、ロマンティックな作品世界を生み出しました。

濡れた髪に、血のような赤いドレスを纏いパリジェンヌに扮したモデル。白く塗られた肌に赤いアイシャドウが大きく乗せられ、印象付けられた目元。ボルドーのリップが小さな唇の輪郭を優雅にくっきりと縁取る。 赤いドレスから淡いレース、そして黒のドレスへとモデル達のファッションが変わる。

鶏舎に入れられた鶏、鹿の頭、ペルシャ絨毯、売春宿のソファ、真鍮のベッド。エキセントリックな退廃美で彩られたステージには、男達もいる。 上流階級の紳士や船乗り達が下心のある目で追いかけるのを弄ぶように、優雅に軽やかに夜の街に溶け込んでゆくパリジェンヌ達。 驕奢で淫蕩な娼婦をモチーフにした退廃的で美しいコレクションが今でも忘れられません。

19世紀のパリに建てられたメゾン・クローズといえば、娼婦を囲む秘密の家でした。外観からはどんな場所か分からず、番地でしか特定することが出来ない隠された館。 そこに私は娼婦のフリをして入り込み、夜な夜な女を買いに来た下心丸出しの男達を鞭で調教したり嫐り倒したり。娼婦の中に女王様がいたら、さぞ驚くでしょうね。ペニバンを付けて逆に男を犯すのも、とても楽しそう。

男達を調教したら、メゾン・クローズを娼夫の館に変えて、性奴隷を飼う美しい女性達のための遊び場にしてみたいですね。

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雲雀 - HIBARI

初リレーコラムとなります!

まずいつの時代か。 これについては、多分未来なのかな…と。 歴史を遡ればいつだって憧れてしまう『処刑執行人』。 もしくは拷問をする看守。もしくは殺し屋など。 映画を見ていてもときめくシーンを見れば、自分もその世界に入ってるような妄想を繰り広げるわけですが、 未来にきっとある、いや作り出しちゃうかもしれない道具を使って悪人を気の済むまで始末できれば…なんて妄想してしまいます。

次にどこへ行って、ですね。多分私なら自宅に地下牢作ってそう…。 毎日自分を高めるお洋服や、アクセサリーなどをクローゼットから選ぶ時。ジュエリーボックスから目を光らせて選ぶ時と同じく牢屋に閉じ込めた悪人、マゾ犬、豚、及び家具達を『う〜ん…今日はお前かな☆』って軽々しく選んでそうですきっと。 イメージだと、【ひぐらしのなく頃に】に出てくる西園寺家の拷問部屋が近しいですね。

そして、どんなSMをしたいか。 その日の気分にもよると思いますが、まず人扱いしない。だって奴隷だから。 リアルにうちでは、猫を2匹飼ってますが、それよりも格下です。まずは、己の足元がどこにいるのかを分からせたいですね。お酒を飲んでて楽しくなれば、目の前で筋トレさせて苦しくなってる姿に鞭打ちながら笑ってたいし、 なにかに影響されて『すごく虐めたい!』ってなれば、きっと全ての五感まで奪い取って脳イキさせまくったり。

悪人はきっと抵抗してくるかもしれないけど、そういう人を捻り潰して堕としたときが1番興奮するので とりあえず洗脳からです。その後は楽しんで吸い取り切ったあとにポイします。だって悪人ですからね、最後まで制裁を下すべきでしょう。 ……。

ここまで楽しく妄想しましたが本当にやってそうで怖いですね。笑

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トーカ - TOHKA

調子にノッてる自分にお灸と刺激を!ってことで一番行きたい時代は20年前のシオラです。

でも何処へ?誰と?って言われたら当時の会員さんとセッションしたい訳ではありません。誰と?誰とって考えた時、3人思い浮かびました。20年前のシオラと時間軸は違うけれども、1人目は『やり直したいプレイをした会員』。もう2人は『両親』。

『20年前のシオラ』
『やり直したいプレイ』
『今の感じでシバき倒したい両親』

これがどれも捨てがたくて、この質問答えが出ませ~ん。 だからまだ考えてる途中なんだよ。たぶん生涯、私はずっと考え続けるよ。延々と、きっと死ぬまで。 でもそろそろ考えるのも面倒だなと思ったので自分にそっぽ向きます!

超~端的に回答だけしたけどこれでいいでしょ! つか死ぬまで考え続けたい答えを誰も待ってくれないでしょ。面倒になったら、時々そっぽ向いた方が世界は上手く回るんだよ。トーカさん女王様っぽくなくて悲しい!涙が止まりません!泣かないで~~

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だって最後にはさ。 そんなおままごとの世界ある?ってなっちゃうんだもん。 でも本当は、叶うなら、20年前の空気を感じてから、やり直したいプレイと自分の世界観に巻き込んでシバき倒してやりたい奴らが二人いるのです。

何故その境地に至ったのか。 「なんの不満もございません!」ってタイトルでブログに書きま~す。 だってだってわからんわからん。 言語化が難しすぎるんだよ。難しすぎると、言葉なんて発明するべきではなかったと思うね! 体を寄せるだけで安心できた獣のままで良かったのかもしれない。

ってことでたまには、動物を見習うんだにゃあ~。 もうカビ臭い過去はいいや、私は未来に生きる。 精神的にハンサムでいたいものですにゃ~。 ではにゃ!


櫻子 - SAKURAKO

悩みに悩んで出した結論は、18世紀、ロココ時代のフランスへ行って、ポンパドゥール侯爵夫人の脳内に乗り移り、王様や貴族やを調教したい"です!

ポンパドゥール侯爵夫人はフランス国王ルイ15世の寵愛を受けた「公妾」でした。 お妾さんっていうと表舞台に出られないイメージですが、「公妾」はフランス国家公認の王様の愛人ですから、ガンガン表舞台に出まくり。彼女は王様に愛されて贅沢のし放題。豪華なお屋敷も何軒も建てさせました。 ロココ様式の建物は優美で繊細なのが特徴ですが、建物に限らずこの時代は、愛らしさや軽やかさ、束縛のない世界を求める精神が溢れていたんだそうです。そのために退廃的なんて批判も。優雅で、華麗で、贅沢で、軽薄で、自由で、退廃的・・・とても素敵で、私の理想に近い素晴らしい時代です。

ポンパドゥール夫人はとても聡明なうえ、美術や文学、哲学などにも造詣が深かったそう。そこはそっくり引き継いで、さらに21世紀的な性愛の素養をプラスしたら、鬼に金棒、女王にハイヒール状態ですね。 SM的な性癖や行為は、ずっと以前からあったのでしょうけれど、ロココの時代にはそうした性癖にサディズムやマゾヒズムって名前がついていたわけではないし、意識にも中々上らなかったんじゃないかな。

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フランスといえば、偽善的な道徳よりも個人のロマンスを尊ぶお国柄だけに、王様も貴族も、いろんな女の人と浮名を流して、膨大な回数の行為をこなしたに違いありません。でもその行為の内容はといえば、月並みな、原始時代とあまり変わりばえしない「子孫繁栄につながる営み」が大半なんでしょうね。 そんなところに、ポンパドゥール夫人の皮を被った私が現われて、子孫繁栄とは全然関係がない愛し方、愛され方があることを、体に教え込んであげるんです。 そんな人は他にいないから、皆、新鮮な性愛に目覚めさせてくれた私にたちまち夢中!っていう算段です。笑

SやMなんて言葉も知らない初心な貴公子を、だんだんに仕込んでマゾに仕立て上げるのですから、それはそれは気持ちの良い罪悪感なのでしょうね…♡!

パリ郊外に建てさせた一軒のお屋敷が、実はそのための物件。 地下にはダンジョンが設けられていて、完全防音で、悲鳴の上げ放題、上げさせ放題。 私は美容と心身の健康のために、朝な夜なに鞭をふるってひと汗流すの。 建物の1階は豪華なサロン。そして2階は私の寝室と居間、お風呂やトイレです。 住み込みの下僕が寝泊まりする部屋もあります。下僕は、もちろん、王様や貴公子を私が仕込んだもの。 朝の光と小鳥の声に目覚めた私は、枕元においた呼び鈴をチリンと鳴らせば下僕が現れ、 入浴もお化粧もおトイレもお食事も、私自身の手を煩わせることなく、また、一言も発することなく、済ませることができます。

ご奉仕の途中でドジったら厳しい折檻。 Mに仕込んだ下僕の中には、私に折檻されたくてわざとドジるのもいますけど、そんな出来の悪い下僕は即座にクビです。 外へのお出かけにはセダン・チェアが便利。一種の駕籠(かご)、というか、椅子付きのボックスで、下僕が前後につき、私が座ると、両手で梶棒を持って運ぶのです。 馬の代りに6人の下僕に牽かせる馬車(?)もいいな。私に使える女官が馭者として馬(?)の手綱を操ったり、鞭で励ましたりします。


鳴海 - NARUMI

叶うなら江戸時代に行ってみたいですね。

現代ではとても実行出来ない残酷で理不尽な拷問と刑罰を与えてみたいという欲望がずっとあります。 勿論、現代でもそのような様式でSMプレイは出来ますが、命の危険に晒すような苛烈さにはどうしても至れないので……。

拷問をし刑罰を与えるの最中に命を落とすことさえ厭わない時代で、私の奴隷を限界まで責めてみたい。 私の仕置きで傷ついた身体、憔悴しきった顔を、晒し刑にして衆目に見せ付けたい。 そうして最後には、その命を摘み取ってしまいたい。

――勿論、こんな野蛮な欲望は江戸時代に行っても叶うはずもないのですが。 現代では考えられない倫理観をリアルに感じ、江戸時代の麻縄や蝋燭でSMをしてみたいですね。

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じゅん - JUN

戦後直後、言論統制から解放された文壇はかつてない盛り上がりに湧く。 無くした時間を取り戻すが如く、新たな作品が次々と発表され、出版業界にも活気が戻ってきた。 戦争真っ只中、その思想に青春を捧げていたかつての少年は今や青年となった。 文筆家だけでは食えないながらも、期待の新星としてその頭角を現し始めていたその頃、青年は馴染みの編集者から奇妙な噂を聞くこととなる。 それは青年の作風とよく似た文章を書く文豪がいるというものだった。 折り目で印がつけられた雑誌のページを開いてみると、そこには今まさに自分が執筆しようと構想していた作品が掲載されていたのである。全くもって瓜二つ、書いた覚えがないのにこの文章は確かに自分の言い回しと表現のように思われる。

青年が驚きのあまり真っ青になって顔を上げると、その編集者は神妙な面持ちで首を振った。 編集者が集めた情報によると、当初は青年の熱狂的なファンのものかと疑ったが、そうではないとのことだった。 作者の顔を誰も知らないばかりか、誰もこの人に会ったことがないという。 編集者が友人づてに聞いた話によれば、いつも作品は月末ごろに大きな茶封筒にぎっちりと詰められて送られてきて、原稿用紙のマス目一杯にめろめろによれた文字が書き連ねられているらしい。 一見怪文書とも思しきそれは、読んでみるとその実何度も推敲されたかのような美しさで、結局一箇所も直すことなくそのまま掲載している。とはいえそれは結果論であって、封筒に同封されているメモ紙に「どこか一箇所でも変わっていたら連載をやめる」という旨が書いてあるからだそうだ。

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次第に彼が現在執筆中の作品までもを先回りするかのように発表されてしまい、青年は失意の中で絶望する。 自分が得るはずの名声を奪われ、そればかりか頭の中を弄られているかのような(虫が這いずり回っているかのような)不快感。 青年は必ず一度この男に会ってみなければならぬと決意した。 青年は男の住所を突き止めた。 男は東京のはずれにある、空襲を免れたらしい大きな屋敷に住んでいるとのこと。 青年は生垣から屋敷を伺ってみると、女が屋敷の目の前の道に打ち水を撒いていた。 女はちりめんの着物を着ていて、紐でその裾をまくっている。 細く柔らかそうな長髪をまとめ髪に結い上げて、伏し目がちな目元は長いまつげが涼しげだった。 青年は思いがけずその女から目が離せなくなった。

しばらく見ていると女は水を撒き終わったようで、屋敷の中へと戻って行った。青年はこの屋敷へと赴いた理由を思い出してハッとすると、慌てて着物の襟を整えて「ごめんください」と大きく声をかけると、玄関の引き戸がからりと開いて先程の女が現れた。 「あの、旦那様はおりませんか。お約束はしておりませんが、どうしても一度お話ししたいことがあるのです。」 青年はかねてから考えていた台詞をひと息で言ってしまうと、女の言葉を待った。 すると女はここに住んでいるのは自分ひとりだと言う。 青年は素頓狂な声を上げると、件の作家は貴女の主人ではないのか、とさらに尋ねたところ、女はにわかに唇の端を上げた。 そういうことであれば、と女は青年を屋敷の中へと招き入れた。

大きな客間へ通される青年。 女はお茶を出してひと口飲むと、あれは私のペンネームだと明かす。 驚いている青年に、女が文章を書いたところでまともに読まれる訳がないからそうしたの、と飄々と言ってのけた。 続けて青年が頭の中を覗かれているような不快感について尋ねると、女はニヤリとして「似ているのかもしれませんわ、私たち」という。 ふざけないでくれと言う青年に対して、女は秘密を知りたければ明日もここに来なさいという。 釈然としないまま青年は帰されるが、あの女の不敵とも思える微笑みが頭に張り付いて離れない。 そうして青年は女の元へと通うようになった。

というところまでがこの物語の冒頭。 流石にリレーコラムですからね、普段のブログのように書いていては文字数が足りない。 私がこのテーマを聞いて真っ先に浮かんだのはタイムスリップでした。 過去にタイムスリップしたら、一体何がしたいだろうかと考えたことは誰しも一度はあるはず。 そして過去に干渉して未来を変えてしまったらどうなるだろうか、ということも。 現在文豪と呼ばれている作家たち、その人物像や当時の生活はファンにとって非常に魅力的です。 もし、当時にタイムスリップしてその人の青春時代に干渉することができたら、私はきっとその文豪になりすまして本を出版しようとするでしょう。

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もしも、自分と全く同じ文章を書く人間がいるとわかったら、貴下はどう思うでしょうか。 文章に限った話ではない、同じ作品、同じ思想、同じ言葉など、自分のパーソナリティに関わる物事の全てを生き写したかのように網羅されたら。 ある種の薄気味悪さを感じ、強い恐怖感と嫌悪感が腹の底にべったりとこびりついたような心地になることでしょう。 そして同時に、強い好奇心も抱くのではないか、と私は考えたのです。 作品にはその人の生き方や価値観が強く投影されていますが、その複雑な心象風景を他人が完全に理解することは恐らく不可能でしょう。 その中で、自分が書いたとしか思われないが、全く書いた覚えがない作品が世に出回っていることがわかったら、その黒幕に興味を持たない筈がないだろうと考えたのです。

青年が興味を持って会いに行ってみたら、その人は思いがけず女だった。 至って普通の女に思われたが、執筆風景や背景については一切語ろうとしない。 青年は秘密を探究するために会い続けるが、いつの間にかその女が持つ不思議な雰囲気に魅了され始める。 そうして青春時代を捧げるほど青年がのめり込んだ時、女がこの時代の人間ではないことを知る。 女は現代から持ってきた作品全集によって青年の作品を丸々写していただけで、女が執筆していたわけではなかった。 絶望する青年に女はこう言い放つのです。 もはや私と過ごした時間を忘れることなどできないだろう、この出来事は一生貴下についてまわる影だ、と。 これは未来人に出会う彼の数奇な運命、作品を踏み躙られた怒り、全てを捧げた恋の終焉の話。

女の目的は青年を自分のものとすること。 しかし、人が思い通りになることなどありません。 どんなに言葉で縛っても、体の自由を奪っても、魅力で引き留めても、それは一時の遊びのようなもので、いつかは私の手からこぼれ落ちてしまうもの。 そんな永遠などないこの世界で私を刻み込むのであれば、それは記憶しかありません。 そして人生を支配するのであれば、思想に刻み込むしかない。 この先、青年はこの記憶を抱えて生きていくことになります。 誰に言っても信じてもらえないような突拍子もない現実をひとりで見つめながら、再びペンを握ろうとするかもしれない。 傷つけられた心を癒すために、また誰かと恋をするかもしれない。 そうして時間が経つにつれ、女の存在は薄くなっていくことでしょう。 しかし、ともに過ごした時間の中で獲得した思想や知識、もしくは思い出、それによって女に出会う以前とは確実に変わってしまった人生、その事実は青年が生き続ける限り残り続ける。

女はその代償として現代に戻ることはできません。 青年に見限られ、慣れぬ文化、見知らぬ土地でひとりきり生きることとなるでしょう。 生涯伴侶を持たなかった彼女の唯一の楽しみは青年の動向を追うこと。 新聞や雑誌、単行本、彼の作品を買い集めてはその人生の軌跡を指でなぞっていくのです。 そうしてあの頃一緒に過ごした記憶の断片が文章に溶け込んでいればいいなと微笑む、そんなことがささやかな喜びなのでした。


仁菜 - NINA

このテーマからいちばんに思いついたのは、私が敬愛してやまない谷崎潤一郎先生の『春琴抄(しゅんきんしょう)』の舞台となった時代である、幕末から明治にかけてです。

春琴は商家に生まれ、琴の名手でわがままで気位が高いお嬢様。幼い頃に視力を失い両親に甘やかされたことからわがままに拍車がかかり、持て余した両親が丁稚奉公の佐助をそばに置いて世話をさせるのですが、春琴は佐助を厳しく折檻したり、言葉や態度でいじわるに振り回したりと、とにかく厳しい。でも佐助はひたすら献身的に仕える。二人は公言することは決してありませんでしたが、子を成して実質は夫婦同然だったのですよね。『春琴抄』は単なるマゾ小説と一括りにできないほど、人間が持つ複雑な感情にあふれています。

私も春琴みたいに、自分より身分の低い男を付き人にして、お稽古事を教えながら「下手だ」なんて言って折檻したい。 井戸水で足を洗わせて、その足を拭かせたい。 畳の部屋で、太鼓のバチや木の棒で打つために追いかけ回したい。 縄で縛って、布で猿轡をして押入れに閉じ込めたい。 厠に行くときに介助させて、出すものをわざと相手にひっかけたい。 蔵の中でも折檻をしたい。 もちろん折檻だけでなく、身の回りの世話を全部してもらいたい。写真のように化粧をさせたり。

テレビも電話もネットも何もない昔の時代では、二人が存在して関係を育むということが現代よりも濃密だと思います。文字通り、二人の世界を作り出すことができる。春琴を慕う佐助のように、私を狂おしいほどに崇拝して忠誠を誓う男がいたら、どれほど素晴らしいだろうかと夢想するのです。

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蘆花 - ROCA

今回のテーマは「過去、未来、時代を自由に行き来できるとしたら、いつの時代、どこへ行って、どんなSMをしたいですか?」です。

サディズム、マゾヒズムに由来し、今でこそ「SM」という言葉が日常化され、インターネットやSNSでは女性がボンテージを身に纏う画像を目にすることが増えました。時代は遡り江戸時代頃では女性が受けの画像ばかりでタブー、禁断の濃ゆさ、時代を感じます。その頃の将軍が秘めた性癖を持っていたとしたら!?表では威風堂々と。夜な夜な人目を忍んでマゾヒストとなりSM行為に及ぶ、ということを想像すると背徳と刺激に満ちていて私は興奮します。もしくは将軍がが少しでもMに興味があると知れば扉を開いてジワジワと侵して普通に戻れない身体に仕上げたい。

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あとはルームがあった頃の話を会員様方より話を聞くととても魅力的です。淫靡な空間もそうですが、手ぐすね引いて待ち構える状況。現場に重いキャリーを持って向かうのではなくM方がドキドキさせながら参上するという背景そのものから関係性露わに惹かれます。

あとはOWKの世界です。何十年?何百年先の未来はどうなっているのでしょうね。今ではあり得ないことですが、ネットの画像から香りまでが届くようになっていたら!?なんて考えると面白いです。そして今、目の前にいる貴方達とできることを目一杯愉しみたいものです。

蘆花(ROCA)

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真珠 - SHINJU

今、現在のフェムドムのBDSMを、とても好きで愉しませて頂いておりますので、改めて妄想してみました。笑

わたくし的には、未来にて、過去の、古典的な西洋のフェムドムや、拷問具などを、未来のバーチャルリアリティーで、敢えて行うのも、楽しいかもと妄想しました。未来では、夢までも操作できたり、好きな夢を見る事が出来る様になっていたり。 勿論、視覚、聴覚、触覚、嗅覚までもが、バーチャルで、リアルに再現できるのです。過去、未来ともに、想像は膨らみますから、その過去の素晴らしい古典的な西洋、東洋、共に、お城などや、その時代の装飾具や、様式美などを活かして、多くの召使い達や、執事がいながらにして、様々な拷問具を、バーチャルで試したり。

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そして、美しいドレスや、お着物や、お衣装も、瞬時に選べ、様々なお城や、地下牢、お屋敷の広大な敷地で、屋外の場所等を、未来で再現し、Mと、フェムドムにおけるBDSMを体感するのは、愉しそう。 または、Mを、家畜人ヤプーの世界のように、肉体の形状を変えて、支配することも、バーチャルリアリティーでは、簡単に出来てしまいますね。 お互いに、五感をフルに高めての調教。 場所や、お城の形状までも、望みのままに。 其れらを使用して、未来でのフェムドムのBDSMを、愉しんでみたいですね。 こんな時だからこその、ファンタジーですわ♪


永遠 - TOWA

世界史、日本史問わず歴史が好きなので、過去に行って会ってみたい人が沢山います。 例えば、とりあえずSMは置いておいても、クレオパトラ、ヒュパティア、始皇帝、則天武后、卑弥呼、エリザベス1世、エカテリーナ1世、マリー・アントワネット、サン=ジュスト、ロラン夫人、エリザベート皇后…うん、タイムトラベラー最高。

今挙げた人たちの国や時代って、明らかに波乱だらけじゃないローマ帝国に攻められる古代エジプトに、群雄割拠の中国、宗派間対立が激しい英国、革命期のフランス、欧州と覇権を争うロシア、世界大戦の足音が聞こえる世紀末の東欧。人権なんて概念が無かったり普及していなかったりした頃だから、普通に暮らしていた人がある日突然、自由を失ったり、下手すれば命すら失ったりと、どえらい目に遭うこともあったでしょう。拷問や刑罰もエゲツない。権力者側にいたとしても、一生安泰ではないから油断できないよね。各国、各時代の拷問や刑罰には興味があって調べることはあったのだけど、今回はちょっと趣向を変えたいと思う。

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19世紀、ヨーロッパの全寮制寄宿学校。世間から隔絶された広大な森の中、湖のほとりにたたずむ城には、貴族の子女、子弟が集められている。平民からはごく少数、独自の基準で特別に選ばれた者だけが入学を許される。 学生はクリスマス休暇以外、許可なしに自宅に帰ることはできない。 また、構内では成績や容姿、家柄などにより、明確かつ徹底したヒエラルキーが定められており、制服で一目でわかるようになっている。教師よりも権力を持つ4つの寮の長をヒエラルキーの頂点に、下位の者は掃除、配膳、荷物持ちなど上位の学生に仕えることで存在が許されている。ただ時折、この学校では学生が消える。それを誰も気にも留めないのだけど。

お前は最下層の転入生。屋根裏のみすぼらしい部屋を与えられ、日が昇る前に起きて掃除や洗濯、日中は寮長である私の荷物を持つなど、私が快適に過ごせるよう心身を砕く。でも、ひとたびミスをしたり、私の気に障るようなことがあったりすれば、私の指示でたちまち屈強な親衛隊に身体の自由を奪われ、他の生徒たちの憐れみと侮蔑の視線を浴びながら、立ち入り禁止の地下に隠された部屋に連行される。 日の光は一切入らず、鉄格子と、冷たい石の床と壁に囲まれているお前はそこに監禁され、罰を受ける。申し訳ございません、許してください…そんなことを言っても緩めてはもらえない。

お前が失態を犯した時だけではない。 4人の寮長は皆、気まぐれ。学園生活に飽きると、「きょうはアイツで遊ぼう」と示し合せる。 その度にお前や他の最下層は、「地下室」で私たちの退屈しのぎのためのオモチャにされる。

いつ解放してもらえるのかわからない。何が正解かもわからない。 恐怖と絶望と苦痛の中、気の遠くなるような時をただ踞う。 しかしお前はいつの日からか、地下室に連れ去られるのを心待ちにするようになった。 秘密の部屋で私から特別な罰や躾を受けるうち、恐怖より安らぎを、絶望より歓びを、苦痛より快楽を感じるようになってしまったのだ。お前は狂い、壊れてしまったのかもしれないね。

永遠〜Towa

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イリス - IRIS

もしも過去に行けるなら、S性やM性の強い文豪や歌人に直に会ってみたいものですが、実際にSMをするとしたら、私が恋した現代文学の先生に会いに、高校時代に遡りたいイリスです。

清潔感のある髪型とスーツスタイルで、常にダンディなオーラを放っていたY先生。 何よりも魅力的だったのは、彼のバリトンの声でした。 授業中、そのセクシーな声で「舞姫」や「こころ」を読み上げてくれるのですが、音フェチの私にとっては、幸福この上ない時間でした。 当時、既婚で40歳の彼と初心なJKだった私。 アピールするにも、放課後の職員室に質問等の用事をつくって会いに行ったり、バレンタインにチョコレートをあげたりするくらいが関の山でした。

その時代に行けるなら、突然彼の目の前に現れ、誰も居ない保健室に連れて行き、ベッドに縛り付け、彼の内側に秘められた全ての欲望を引き出すようなSMをしたいものです。 欲望に溺れさた後は、白ブリーフ一丁姿に首輪を付けて正座させ、純文学を朗読させたいな。 彼の声にオーガズムを感じながら、その横で私は玉露茶を啜り、時折口移しでお茶を飲ませてあげよう。 バリトンの声が枯れないように。

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ルイ子 - RUIKO

さて、今回のテーマは「過去、未来、時代を自由に行き来できるとしたら、いつの時代、どこへ行って、どんなSMをしたいですか?」です。SMプレイにフォーカスするならば、私は過去の身分制度が厳格にある頃に行きたいです。伯爵夫人になって、生き血のお風呂に入りたい、わけではありません。

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小間使いになって、伯爵を跪かせたい。 踏みつける時、命令する時、崇拝させる時、タブーを強く感じて興奮するはず。きっと今の世では感じることのできない強いタブーでしょう。厳格な枠組みがあるからこそ、はみ出た時に強い刺激を感じられる。

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でも小間使いとして働き続けるのは嫌だから、関係とプレイを充分な期間楽しんだら、現在にすぐ帰って来ます。


ミア - MIA

「過去、未来、時代を自由に行き来できるとしたら、いつの時代、どこへ行って、どんなSMをしたいですか?」行き来できるならいろんなところに行きたいですが、未来かなと思いました。

様々な技術が発達し、目に見えてわかる近未来。こちらの写真はとあるVR体験をした時のもので、視覚と聴覚だけでも作品を充分に楽しめました。 この先どんどん技術が進み、不可能が可能になっていくのであればそれを見てみたい、知りたい、体感したいという好奇心が強いです。そしてSMにも取り入れたい。

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例えばAR・VR・MR・SRなどをフル活用して、☆イメージするだけでお部屋を牢獄風や手術室風など様々に模様替えできる仮想空間。(テンション上がる)

☆アバター、外見変更可能。(男装女装楽しみ方色々)☆快楽・痛覚・臭覚などの感覚増幅装置みたいなものでマゾをコントロール。(埋め込みでも外付けでも) などなど…

痛いのが苦手な人でも痛覚を鈍くしたら、気になるけど怖くて挑戦できなかったプレイなども出来るかもしれないし、あえて敏感にしても面白いだろうし…脳や神経などに電子信号を直接伝えられたら幅が広がりそうですよね。

あ、あと全裸マゾを光学迷彩スプレーで全身コーティングしてのお散歩とかどうでしょう。 開放感と羞恥が凄そうですね。この先の人類や世界がどうなっていくのか分かりませんが、時代をこえて空間をこえて、夢や希望を忘れずにSMができたら幸せだと思います。


スカーレット - SCARLETT

現在の東京のSMシーンはかなり満足しています。もちろん、パンデミックの時代を飛び越えたいけどね。日本語を話すのも好きだし、日本のBDSMの緊縛の文化も好きだし、東京のフェティッシュイベントも好きです。

どこかに行けるとしたら、90年代にタイムスリップして、OWKに行きたいです。きっと素敵なファンタジーの世界でしょう。24時間365日フル稼働のフェムドム環境にいたらドキドキしそう。あそこはハードなマゾが多いみたいだし、他のドミナたちとフルボッコにできる機会があったらいいですね。でも、90年代のヘアスタイルはパス、あはは。90年代のボンデージはかっこいいけどね。

これから先、テクノロジーがどう発達するのかも興味があります。個人的にはドミナと奴隷のつながりは対面が一番だと思ってますが、今の技術のおかげで、他県の奴隷と連絡を取り合うことができています。仮想空間で男性をコントロールできるようになるのか?それとも何か革新的なツールが生まれるのかな。とっても興味深い。

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